デザイナーズ家具
デザイナーズ家具の中でもとりわけスタッキングできる椅子が大大大好きな私。そんな私が自信を持っておすすめできる作家達をご紹介いたします。ネットで集めた知識なのでどこかで見た事ある情報かもしれませんが、きっと家具が好きな貴方ならシンパシーを感じる事ができるのではないでしょうか。
お時間が許す限りゆっくりとくつろいでください〜(^^)ノ
椅子について
人が座る際に使う道具あるいは家具の一種である。腰掛けとも言う。
構造的には全ての椅子は座面を持つ。典型的な椅子は4本の脚と背もたれを持ち、しばしば肘掛けが付く。
直に床に座るよりも立位へ移行しやすく活動しやすい。
また芸術や人間工学の対象ともされ、さまざまなデザインが考案されている(→#種類、#デザイン)。
椅子はある特定の人物の座席として用いられることから、地位の象徴でもある。
椅子などに腰掛けた姿勢を椅座(いざ)と呼ぶが、馬の鞍や自転車のサドルなど、物にまたがった姿勢を特に跨座(こざ)と呼ぶ。
椅子の分類
- 安楽椅子
- ロッキング機能に加えて、背当て部分が倒れるなどのリクライニング(reclining)機能が加わった椅子の総称。ときにロッキングチェアと同義で扱われる場合がある。
- 事務用椅子
- 執務作業で用いる椅子の総称。座面の支柱が一本で、複数に分かれた脚部の先に車輪がついていることが多い。背もたれは金属ばね、ガス圧、油圧を用いた自動復元式が一般的で、少数ながらねじによる固定式がある。パソコン作業向けの製品は、両側に肘掛けを持ち、座面、背もたれ、肘掛けの高さや角度の調節が細かくできるものが多い。
- パイプ椅子
- 鉄製のパイプとクッション材を組み合わせた、安価で大量生産を可能とした椅子。一般的に「パイプ椅子」という場合、収納時に折りたたんで平坦に出来るタイプのものを指すことが多い。
- アームチェア、肘掛椅子
- 肘掛けのある椅子。
- スツール(ストール、ストゥール:stool)
- 背もたれやひじ掛けのない椅子。英語では"Chair"と区別される(英語版のStoolを参照)。座面が円形のものも多く、それらを丸椅子と呼ぶこともある。以前の郵便物の棚への仕分けなど、席の離着や座ったままの移動が多い仕事向けに、事務用椅子と同様の車輪付きの脚を持つものもある。バーなど、飲食店のカウンター席用の背の高いものもスツールに分類される(英語版のバー・スツールを参照)。
- ソファ(sofa)
- ソファーと表記されることも多いが、英語の発音は「ソゥファ」に近い。接客目的で用いる背もたれの付いた長椅子。肘掛けを持たないものもある。表装は布製(ファブリック)や皮革(レザー)製品があり、表皮の張りとクッションの反発力は強いものから弱いもの(ルーズクッション)まで様々である。また、背もたれが水平まで倒れ、簡易ベッドとなるソファベッド(ソファーベッド)もある。
- カウチ(couch)
- 長椅子のうち、ソファが正式な接客目的で使われるのに対し、より小型でプライベートな目的で用いられる位置付けのものを指す。簡易的なベッドとして休息するために寝そべることができる。寝そべってポテトチップスを食べる怠惰な生活を指すカウチポテト族で知られるようになった。
- ベンチ
- 形状は横長だけでなく、樹木の周りに沿わせた円形のものもあり、複数の人が腰掛けることができるようにした長椅子全般を指し、乗り物用のベンチシートもこれに由来する。部材は長いものの他、樹脂成形の一人用の椅子を複数並べたものもある。野外に置かれることが多く、木材・熱可塑性樹脂・FRP・金属など、一般に耐候性に優れた材質を用い、熱可塑性樹脂以外は表面加工を施したものが多い。公共の場に置かれることが多いため、近年は寝そべりや就寝による独り占めを防止する袖仕切りや凹凸を設けたものも増えている。
- ロッキングチェア(rocker, rocking chair)、揺り椅子
- 一般には椅子の脚の接地面側に橇状の湾曲した部材が取り付いており、重心を動かすことで前後に揺れる機能を有した椅子。
- 座椅子
- 日本の和室だけで用いられる脚のない特殊な椅子。背もたれは角度が調節できるものと、座椅子を構成する合板などの素材による弾力性を生かしたものがある。肘掛けとして脇息(きょうそく)と共に用いられることが多い。
- 車椅子
- 歩行が困難な人が用い、移動のための車輪が付いた椅子。大抵の場合は折りたたむことができ、軽量化を図るため鋼やアルミ合金パイプの骨を持つものが多い。
- 寝椅子
- 身体を横にすることができる椅子の総称。病院の診察室などで用いられることが多く、座った時の高さが通常の椅子と同じ高さになっていることから就寝用家具のベッドと区別する。シェーズ・ロング(長椅子)など。
- マッサージチェア
- マッサージ機能がついた椅子の総称。電動モーターにより指圧球が上下し、筋肉のこった部分を揉みほぐす機能がある。近年では背筋を揉み解すだけでなく、立ち作業による足のむくみをほぐすための機能なども加わり、プログラム化されたマッサージメニューが選択できる。家電メーカーによっては心臓の心拍数に合わせて制御する機能を備えたものもある。
- ミルクスツール(milking stool)
- 3本脚の小さな椅子で、ヒモを付けて壁に掛けられる。牛の乳絞りの際に用いるため、搾乳用腰掛とも言う。日本人向けの他の椅子の座面の高さが約40cm程度であるのに対し、こちらは約25cmと低い。
人間工学からの視点
座面の高さは姿勢と作業性に最も大きな影響を及ぼす。例えば浴室の椅子などは座面が低いほど体全体が安定し、手先に力を入れやすくなる。ただし立位への移行が難しく、背中が丸まってしまうため長時間の使用は体に負担がかかる。一方座面が高い場合、上体の姿勢は良くなる。しかし下肢への負担は多くなる。作業性は高く、ほぼ立位なので、歩行への移行もスムーズである。また、座面の角度や柔らかさ、奥行きも重要な要因である。
事務作業などで長時間使う椅子には背もたれが必須である。背もたれの角度や高さ、背もたれと座面の間の角度が考慮される。
バランスチェアは、立位と正座の中間姿勢を取る椅子である。座面が前傾し、前にずり落ちようとする動きを膝で支える、奇妙な外観を持つ椅子である。体重が尻と膝に分散されるとともに、座れば自然に背筋が理想的なS字カーブを描いてまっすぐ立つため、腰肩首への負担が劇的に改善される。太ももの圧迫も少なくなるため、血行が妨げられて足が痺れたりむくみやすくなる問題も劇的に軽減される。事務作業向きの椅子といえる。人間の骨格は背骨と大腿骨を90度に曲げて長時間保持できる構造になっておらず、座面が水平の椅子に座ると、腰への負担を軽減するために必ず背骨を丸めた猫背の姿勢を取ろうとする点に着目して作られた、人間工学的にきわめて優れた設計になっている。発明者が子ども時代に、学校の椅子の座面を前傾させて座る遊びをしていたことから生まれた。
サドルチェアは乗馬の姿勢で座る、鞍型をした、疲労を軽減できる椅子である。北欧の歯科医の90%が採用しており、長時間座ったまま動き回る職人仕事に適している。バランスチェア同様、無理なく自然に背筋を立てる座り方が可能であり、通常の座面の椅子と比較して、体重によって血行を妨げられる要素や、腰などへの負担が劇的に改善される。
アジア・日本の椅子の歴史
- アジア
- 西欧同様に中国は「イス文化」の歴史を持つ。中国では北方騎馬民族の北魏の風俗から椅子の普及が始まり、宋の時代に一般階層まで行き渡った。一方、日本や朝鮮では椅子をあまり用いない生活様式をしてきた歴史がある。
- 日本
- 日本では平安時代に身分によって、椅子、床子などが用いられることがあったが、広く継続・普及しなかった。屋外では、戦場などで折りたたみ椅子(「床几(しょうぎ)」)や、露天の茶店などでベンチに相当する椅子(「縁台(えんだい)」)は用いられた。ただしこれらは一時的に腰を掛けるものであり、普段は畳に直接座る生活習慣を持っていた。また、仏教寺院では椅子が用いられる事もあった。邦楽の世界では合曳(あいびき)と呼ばれる現代の正座椅子に酷似した形状の指物の椅子が長く使われてきた。江戸時代以前でも西洋と交流・交易のあった場所や、教会や洋館などでは用いられていた。
ロシアの使節プチャーチンの秘書ゴンチャロフは、1853年(嘉永6年)12月8日、長崎を訪れた際に見た日本人がいかに椅子に不慣れであるかを彼の著書『日本渡航記』(1857年)に書き記している。これによると、ロシアの使節団と幕府の要人との間でまず両代表による会見時の座り方をどのようにするかが話し合われたが、ロシア人が畳の上に5分も座っていられなかったのと同様、日本人も椅子の上に座ることができなかったという。日本人は椅子に座ることに「慣れないために足が痺れるのである」と書かれている。このように、江戸時代までは椅子は一般には普及しておらず、そのため椅子に座るという生活習慣もなかった。
明治時代に入って文明開化を経ると、学校や役場などでは椅子が用いられるようになったが、一般家庭に普及するにはまだ時間がかかった。和室・畳文化の生活習慣の中では座布団などが椅子の役目を担っており、椅子を用いる必然性が低かったためである。その後、西洋文化の影響で洋間が取り入れられるようになると、一般家庭でも椅子が用いられるようになった。現代では学校や一般家庭を始め、多くの場所で用いられている。